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2012年12月22日
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太陽光発電パネルの無料設置 ソフトバンク受付開始

 東日本大震災後の電力供給不足や原発の問題から、太陽光発電が脚光を浴びる中、ソフトバンクとSBエナジーによる「おうち発電プロジェクト」の受付が21日、始まった。2012年7月の「全量買取制度」で、事業者が一般の屋根をまとめて借り受け、全発電量を販売できるシステムが注目されたためだ。普及のネックとなっている設置費用がかからないとあって、問い合わせが殺到。一般住宅への普及が進みそうだ。

 「おうち発電プロジェクト」は、ソフトバンクが一般住宅の屋根に無償で太陽光パネルを設置し、発電全量をまとめて売電、住宅の所有者に売電額の15%を利用料として支払うシステムだ。条件は31都道府県の一戸建てか集合住宅で、築15年以内、3階建てまで。ソフトバンクによると、1住宅につき月1万4000円程度の売電が見込め、利用料は約2000円を想定しているという。

 停電時には太陽光発電の電力を使用できるほか、ソフトバンクの携帯電話の契約者には割引されるプランもある。

 太陽光発電の国内設置容量はここ2、3年で飛躍的に伸び、太陽光発電協会のデータによると、2011年には前年比3割増の約1.3ギガワットに達した。しかし、一般住宅は従来、自費で太陽光パネルを設置したうえ、自宅で使った余剰分を売る「余剰買取制度」しか利用できず、補助金制度はあるものの関心に比べればまだ普及が進んでいなかった。

 しかし、7月から「全量買取制度」が始まって、事業者が一般住宅の屋根をまとめて借り受ける「屋根貸し」で発電量が10キロワット以上は対象に加えられた。今回の「おうち発電プロジェクト」は設置費用が無料。冨澤文秀・ソフトバンクモバイル商品統括発電スポット事業推進室室長は、「自然エネルギー自体が、一般の方から遠い世界の話になってしまっており、このようにしないとなかなか広がらない。ぜひ活用して、自然エネルギーの普及に協力してほしい」と呼びかける。

 「おうち発電プロジェクト」は2013年3月31日まで、先着順で1000戸を受け付ける

(記事:MSNニュース)

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