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2014年7月18日
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東芝、イギリス・シェフィールド大学の実証試験向けに蓄電池を受注

 株式会社東芝は6月24日、英国シェフィールド大学が配電会社のウェスタン・パワー・ディストリビューション社と連携して実施する、系統周波数調整用蓄電池システムの実証試験向けに蓄電池を受注したと発表した。

 受注した蓄電池は、チタン酸リチウムを用いた1MWh相当の容量を持つ同社製リチウムイオン二次電池「SCiBTM」。約1万回以上の充放電が可能な長寿命、高い安全性、高入出力などの特性が評価されたという。英国ウェスト・ミッドランズ州ウォルヴァーハンプトンのウィレンホール変電所に設置され、気象条件により出力が変動する風力発電や太陽光発電の導入拡大に伴う系統周波数調整に用いられ、電力の安定供給の維持に貢献する。今年9月に納入が行われ、11月より実証試験が開始される予定だ。

 同社は、今回の蓄電池システムの実証を通じて、電力供給の安定化を通じた再生可能エネルギーの導入促進及び温室効果ガス排出削減に貢献するとともに、アンシラリーサービス向けをはじめとする大規模蓄電池システムの普及拡大に向け、グローバルに事業を展開していくとしている。

株式会社東芝 – プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2014_06/pr_j2402.htm

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