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2014年8月12日
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日立マクセル、HEMS対応小型蓄電システムとコントローラーの受注を開始

 日立マクセル株式会社は6日、世界最小・最軽量のHEMS対応リチウムイオン蓄電池システム「エナジーステーション タイプC」と家庭内の電力を見える化する蓄電システムコントローラー「ESコントローラー」の受注を8月18日より開始すると発表した。

 「エナジーステーション タイプC」は、高さ130mm、質量約29kgとHEMS対応のものとしては世界最小・最軽量の蓄電システム。冷蔵庫の上部などを始め、室内の狭いスペースにも設置することができる。蓄電容量は1.4kWhで、日中のピークシフトを実現するほか、UPS機能を搭載しているため非常用電としても活用することが可能だ。

 ECHONET Lite規格に準拠した蓄電システム専用コントローラー「ESコントローラー」は、家庭の消費電力やエネファーム、太陽光発電システムの発電量を計測できるようになっている。7型タッチパネルモニターが採用されており、直感的なユーザーインターフェースが採用されている。

 法人向けの販売は同社および日立コンシューママーケティングが担当し、個人向けの販売は日立チェーンストールのほか、提携ハウスメーカ、施工会社等を通じて行う予定だ。また、オプションとして提供する「見守りサービス」に関しては、日立コンシューマ・マーケティングのサービス網を活用し、全国どのエリアでも展開できる体制を整えているという。

 同社は、今後も蓄電システム「エナジーステーション」のラインアップ拡充を図るとともに、蓄電池システム事業に本格的に取り組んでいくとしている。

日立マクセル株式会社 – トピックス
http://www.maxell.co.jp/dbps_data/_material_/localhost/htdoc/news/2014/_res/news_pdf/maxell_news140806.pdf

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