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2014年10月17日
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中国電力、再エネの導入拡大に向けハイブリッド蓄電池システム実証事業を実施

 中国電力株式会社は15日、隠岐諸島における再生可能エネルギーの導入拡大に向け、ハイブリッド蓄電池システムによる技術実証事業(以下、同実証事業)を行うと発表した。

 同実証事業は環境省の行う補助事業に採択されたもので、同社が出力6,200キロワットのハイブリッド蓄電池システムを設置するとともに、地元自治体や他事業者の協力を得て約8メガワットの再エネ設備を導入し、実際に運用を行っていくというもの。今回の発表では、この再エネ設備の導入計画が公表された。

 導入計画の具体的な内容は、隠岐の島町において約5メガワットのメガソーラー、隠岐諸島全域において約500キロワットの住宅用太陽光発電システム、海士町において2メガワットの風力発電所となっており、これに既存の導入量を含めた隠岐諸島全体の再エネ導入量は合計約11メガワットとなる。

 同社の電力系統制御用のハイブリッド蓄電池システムの活用は、国内初の画期的な取り組みとなる。同社は今後、2015~2017年度の3年間に渡り、再エネ導入拡大における技術的課題の解決に向けて実証事業に取り組んでいくとしている。

中国電力株式会社 – プレスリリース
http://www.energia.co.jp/press/14/p141015-1.html

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