
九電、離島の再生エネに上限 申し込み相次ぎ
九州電力が、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の開始に伴い、主要な離島で風力、太陽光発電の出力の上限を設定したことが3日、分かった。離島での申し込みが相次ぎ、すべて受け入れると電力供給が不安定になる恐れがあったため。
本土と送電網がつながっていない離島は小型の火力発電所で電力を賄っている。発電規模が小さいため、天候によって出力が大きく変わる風力、太陽光発電の割合が大きくなると、電力供給が影響を受ける。
九電は発電事業者に、長崎の対馬、壱岐、鹿児島の甑島、種子島、喜界島、奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島での上限を示した。
(記事:47NEWS)