
総合建設業の橋本店、メガソーラー建設 収益源を多様化
総合建設業の橋本店(仙台市)は1日、仙台市内の社有地で大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設に着手した。最大出力は1500キロワットで来年1月から東北電力への売電を開始する予定。年間約6000万円の増収効果を期待する。同日の起工式で佐々木宏明社長は「現在、ホテル新設も検討中だ。復興需要後を見据え、多様な収益源を確保したい」と語った。
会社のシンボルマークである鯨の名を冠した「くじらのメガソーラー発電所」の総工費は約4億5000万円。国の補助金などを活用し、実質的な負担額は4億円程度になる見通しだ。メガソーラーとしては仙台市内で最大級の施設になる。
佐々木社長は仙台塩釜港の仙台港区(仙台市)近くにビジネスホテルの新設を検討していることも明らかにした。
(記事:日本経済新聞)