
メガソーラー、事業者に京セラ 野洲市が選定
野洲市は22日、同市吉川の市有地約2万4千平方メートルを利用した大規模太陽光発電所「メガソーラー」の事業者に、電子部品大手の京セラ(本社・京都市伏見区)を選定したと発表した。事業期間は来年10月から20年間で、発電出力は1802キロワットを予定している。
市は先月に事業者を公募し、京セラを含む2業者から応募があった。市は、京セラを選定した理由について、メガソーラー事業の実績が抱負で事業の継続性が高いことや、「環境出前授業」など新たな環境教育の提案があったことなどをあげた。
メガソーラーは出力千キロワット以上の太陽光発電所で、東日本大震災後、急速に注目を集めるようになった。嘉田由紀子知事が昨年5月に県内誘致を表明し、複数の市町が受け入れに名乗りを上げている。すでに建設会社「昭建」(本社・大津市)が今年8月、湖南市内に約1万7千平方メートル規模のメガソーラー建設計画を発表している。
(記事:産経ニュース)