ルネサンス・プロジェクト、農場建屋で太陽光発電
酒類販売や飲食店運営を手掛けるルネサンス・プロジェクト(福岡市、中村鉄哉社長)は農場での太陽光発電事業を拡大する。自社農場に設ける小屋の屋根に透明な部分を残し、栽培や畜産に必要な太陽光を確保しながら発電する仕組みを開発。現在、山口県防府市の農場で出力250キロワットの施設を建設中だが、福岡市内でも用地の取得準備を始めた。
3年以内に総出力1000キロワット(1メガワット)以上の発電を目指す。
防府市の施設は投資額が8千万円で、来年2月の稼働開始を予定している。中国電力に売電し、年間1千万円程度の収入を見込む。福岡市では4500平方メートル程度の農地の購入を計画している。
今後、発電システムやノウハウを外部に売り込むことも検討する。
(記事:日本経済新聞)

