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2012年11月19日
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県内最大級の太陽光パネル 高山、120世帯分発電

 高山市漆垣内町の家具メーカー飛騨産業が、太陽光発電設備を設置し、発電事業を開始した。年間発電量は四十二万キロワット時で、県内で最大級となる。発電した電気は全て中部電力へ売る。
 発電設備は工場内の屋根上に設置。八月から設置作業を進め、十五日に火入れ式があった。太陽光発電パネルの面積は三千平方メートルほど。発電量は、一世帯が一年間で使う量を三千六百キロワット時とした場合、百二十世帯分に当たる。太陽光や風力を使って発電された電気を電気事業者が買い取る「再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度」を利用して電力会社へ売る。
 担当者は「循環型のものづくりを目指しているので、その一環として二酸化炭素の排出が少ないエネルギーを使用したい」と話している。市内にある飛騨産業のショールームでも年内に太陽光発電パネルを設置する予定。

(記事:中日新聞)

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