今大注目の海外メーカーを徹底比較

太陽光発電に関するPVN24独自のニュースを特集記事として配信!

初期導入費の軽減に抜群の効果を発揮する海外メーカー。再生エネルギー特別措置法の施行後、投資回収効果を向上させる目的で安価な海外モジュールを検討するのは自然な流れとなっており、モジュール性能面においても近年飛躍的に向上している。
本章では、日本で既に知名度を持つメーカーに加えて、今後特に普及が予想される外資系メーカーにスポットを当てて製品紹介していきたい。

海外の太陽光発電メーカー

サンテックパワー

代表的な機種

「On The Roof」STP195S-24/Adb+
型番:STP195S-24/Adb+
モジュールタイプ:単結晶(195W)
寸法:W1580×H808×D35mm
モジュール変換効率:15.3%
保証:モジュール25年保証 機器10年保証

主な特長

モジュール生産量シェア世界第1位として躍進する中国メーカー。日本では2008年6月に株式会社MSKを買収し、翌2009年6月にサンテックパワージャパンに変更している。 単結晶でありながら圧倒的な大量生産で低価格に成功しているのが大きな特長。サンテックのモジュールは日本で初めて25年の出力保証をしており、他の海外メーカーが長期出力保証を謳ってサービス強化に追随する要因となった。導入実績は世界屈指の存在で、システム全体の価格が比較的安いため総じてコストパフォーマンスに優れている。

スカイジャパン

代表的な機種

「SOLA」SBJ-200D-72U
型番:SBJ-205D-72U
モジュールタイプ:単結晶(205W)
寸法:W1580×H808×D40mm
モジュール変換効率:16.1%
保証:モジュール出力10年保証 機器10年保証

主な特長

海外メーカーが相次いで日本に参入する中、モジュール変換効率とトータルバランスで存在感を示すスカイジャパンの単結晶モジュール「SOLAソラ」。産業用太陽光発電の分野で多数の導入実績を残しており、日本市場で一般住宅太陽光発電向けに単結晶205Wをリリースした。高出力が最大の特長であるSOLAは原材料を日本国内で調達。大規模設備による製造工程の効率化によって高品質単結晶セルを製造しており、コストパフォーマンス型太陽光パネルとして急速に注目度が高まっている。

カナディアンソーラー

代表的な機種

「CS5A」CS5A-200M(bf)
型番:CS5A-200M(bf)
モジュールタイプ:単結晶(200W)
寸法:W1595×H801×D40mm
モジュール変換効率:15.65%
保証:モジュール25年保証 機器10年保証

主な特長

カナダに本社を置く太陽電池の総合外資系メーカー。カナダに1ヶ所、中国に7ヶ所の生産拠点を持っており、大規模工場によるグローバルスタンダードを活かし低価格でのモジュール製造を実現している。 カナダという地域特性から積雪に強く、フレームだけで1枚あたり700kgの静圧荷重に耐える耐荷重性能に特徴があり、比較的積雪量の多い地域に適している。

ジャパンソーラー

代表的な機種

「CIシリーズ」CRM195S
型番:CRM195S
モジュールタイプ:単結晶(195W)
寸法:W1580×H808×D35mm
モジュール変換効率:15.27%
保証:モジュール25年保証 機器10年保証

主な特長

大阪府堺市の現地法人が台湾の工場ラインを自社向けにカスタマイズ。単結晶モジュールでは標準的な1580㎜×808㎜以外にも295Wタイプ(1956㎜×990㎜)など比較的大きめのものもリリースされている。アモルファスシリコン、CIGS、マイクロモルフなどもジャパンソーラーから販売されており、海外メーカーとしては珍しく多種多様な商品群を持ち、産業用、戸建住宅問わずあらゆるニーズに対応可能となっている。