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2012年9月3日
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日本パルス技研、太陽光で携帯充電-災害時に複数台対応

【前橋】日本パルス技術研究所は太陽光発電パネルを使い、携帯電話やパソコンの充電に特化した非常用電源装置を9月に発売する。災害時の停電地域では情報収集ツールとして携帯電話は欠かせず、電源確保に一役買う。出力500ワットと1キロワットの2機種で価格はそれぞれ50万9250円、71万9250円。避難所を管理する自治体から月10台ほどの受注を目指す。

 開発した非常用電源装置は装置内に充電ケーブルを備えた。機種や会社にこだわらずスマートフォン(多機能携帯電話)などの携帯電話5台とタブレット端末を含むパソコン1台を同時に充電する。電気の復旧まで太陽光パネルで電気をつくり、容量40アンぺア時の鉛蓄電池に充電して利用する。電圧100ボルトコンセントにも適応した。

 充電時間は5分、10分、30分、連続の4種類から選べ、公平に利用できるようにタイマー機能を付けた。5分の充電で約10分の通話が可能で1000ワット型なら1000人分の充電にあたる。

 通常は装置を倉庫に保管し、災害時に太陽光パネルを屋外に運び出して使う。蓄電池は汎用品を採用して保守しやすく、太陽光パネルは海外製を取り入れて装置全体の価格を抑えた。

 久保田社長は「東日本大震災ではケータイを充電できずに困った人が多く、通信インフラの維持につなげたい」と話す。同社の2012年4月期売上高は7000万円。

(記事:朝日新聞)

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