高圧連系

高圧連系とは、高圧の配電線に自家発電設備を接続すること。

太陽光発電システムで系統連系を行う場合、システムの設備容量が50kW未満なのか以上なのかによって、連系区分は異なってきます。

資源エネルギー庁が電力検討にする技術基準・要件について定めた「電力品質確保に係る系統連系技術要件ガイドライン」によると、 住宅用を含む50kW未満のシステムは低圧で連系出来ますが、50kW以上のシステムは高圧で連系を行うよう定められています。

高圧では、キュービクルを始めとする付帯設備が必要になること、 接続検討の際に21万円の調査料が必要となることに注意しましょう。 設備容量50kWから200kW程度の中規模システムを建設する場合は、 これらの付帯設備によって大幅にイニシャルコストが高くなることも珍しくありません。