JIS規格

Japanese Industrial Standards

【よみ】ジス・きかく

編集日:2014年2月21日

JIS規格 JIS規格とは、日本の技術力の向上、国際競争力の強化、安心・安全な社会づくりに役立てることを目的に、 工業標準化法に基づいて制定されている国家規格のこと。

日本国内の工業製品の目標規格と言われており、何かを製造する場合にはこの規格をクリアしていることが望ましいとされています。

工業における標準化とは、利便性の確保(互換性の確保等)や生産の効率化、公平性の確保、技術進歩の促進、 安全や健康の保持、環境の保全などの観点から、技術文書として国レベルの「規格」を制定し、「統一」又は「単純化」する取り組みを指します。

例として、コンセントに指す電源プラグはどの製品でも必ず同じものになっており、安全に電気を供給することができます。 これはJIS規格によってコンセントや電源プラグの仕様が定められており、各メーカーがそれらに基いて製造することで可能となっているのです。

国内における標準化が進んだ近年では、こういった工業製品としての適合性を示すものとしてだけでなく、 その製品やサービスが高齢者・障害者に配慮していることを消費者に伝えるという役割を兼ね備えるようになっています。


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