寄棟屋根

Hipped roof

【よみ】よせむねやね

編集日:2014年3月6日

寄棟屋根 寄棟屋根とは、屋根に4つの面があり、ぞれぞれが4方向に流れている形式の屋根のこと。

台形の面が2枚、三角形の面が2枚の合計4枚で構成されています。 日本では切妻屋根の次に多く用いられており、周囲の家の日照権を確保しやすいことから住宅が密集している首都圏などで良く用いられる傾向があります。

4方向に屋根の面があるため、発電効率が高くなる南向きの面が必ず存在していることが寄棟屋根のメリットとなりますが、 1面ずつの屋根の面積が小さいため、多くの太陽光パネルを設置することが難しい場合があります。

また、住宅によっては寄棟屋根が重なり合った複雑なものもあり、季節によって思いがけない影などができる可能性があるため、 そのような造の屋根では予め注意が必要です。

こういった場合には発電効率の良い太陽光パネルを選択して東西面にも設置することで、 ある程度の発電量を確保するといった手立てが有効となります。 メーカーによっては、長方形や正方形だけでなく、三角の太陽光パネルなど寄棟屋根に特化した製品を販売しているメーカーもあるので、 少しのスペースも無駄にしたくないという方は、各パネルメーカーのラインナップをチェックしてみましょう。


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