垂木

Rafter

【よみ】たるき

編集日:2014年2月27日

垂木 垂木とは、屋根を構成する部材の1つ。

屋根の棟木から桁にかけて斜めに取り付けられ、野地板を支えるための下地となる構造材のことを指します。

木造住宅などにおいて、垂木は屋根の最初の下地となる重要な部材です。 丈夫な屋根を完成させるためには、垂木がしっかりと棟木、母屋、桁に固定されていなければなりません。

太陽光パネルの施工方法は、それぞれのメーカーによって指定されています。 多くのメーカーは野地板固定を推奨していますが、京セラ、三菱、ソーラーフロンティアの三社は垂木固定を推奨しています。

どちらがよいかと言うのは一概には言えませんが、一般的には垂木固定の方がしっかり固定されると言われています。 太陽光パネルを選択する際には、施工方法などを踏まえて検討してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、太陽光パネルの重量は平均して15kg程度と言われています。 200Wのパネルを用い最大出力4kWのシステムを組むとなると、計300kgのパネルを乗せることになりますが、 よっぽど老朽化が進んでいない限りこのくらいの重量では屋根は壊れません。

ただし、築年数が経過しているカラーベスト屋根などは要注意です。 想定外の雨漏りにより下地材が大きく痛んでいる場合などがあります。


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