売電

Sell Electricity

【よみ】ばいでん、うりでん

編集日:2014年3月4日

売電 売電とは、自家発電設備等を用いて発電した電力を電力会社に売ること。 対義語として、電力会社からの供給を受ける買電という言葉があります。

2012年7月に固定価格買取制度がスタートし、国は電力会社に対して、再生可能エネルギーによる電力の買取を義務付けました。 さらにその後、優遇税制措置や規制緩和が実施されたこともあり、太陽光発電の採算性は確かなものとなります。

2015年度、太陽光発電システムによる電力の買取価格は1kWhあたり10kW未満システム - 出力制御対応機器設置なし 33円/kWh 出力制御対応機器設置あり 35円/kWhで、 10kW以上システム - 税抜き29円/kWh(2015年4月1日~2015年6月30日)税抜き27円/kWh(2015年7月1日~)となっています。

ただし、蓄電池やコージェネレーションシステムといった自家発電設備を併設している場合、 システムの要件によっては必ずしもこの価格が適用されるわけではないため、注意が必要です。

太陽光発電による発電量の押上効果がないものであれば、太陽光発電システム単体での買取価格が適用されますが、 押上効果のある設備を併設する場合は、別途設けられているダブル発電の価格が適用されることになります。

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