セル変換効率

セル変換効率とは、セル一枚当りの変換効率のこと。

受けた太陽光エネルギーをどれくらい電力に変換できるかということを示す値で、 面積と日射量が同じ条件であるならば、この値が大きい程より多くの電気を作り出すことができるということになります。

セル変換効率は、セルの原材料として用いられる物質によって大きく左右されます。 基本的には、結晶シリコン系・化合物系・有機系の順に低くなりますが、あくまで変換効率は定められた条件化で測定された値であるため、 実際の設置環境においては変換効率と相応のパフォーマンスが期待できるとは限りません。

また、モジュール変換効率というものもありますが、これは太陽光パネル1平方メートルあたりの変換効率を示す値です。 セル同士を接続することによる電力ロスなどが発生するため、基本的にセル変換効率よりも低い値となります。