ワットとは、 電力の大きさを表す単位のこと。
電圧 × 電流の計算式で求めることができます。 例として、100ボルトの電圧で1アンペアの電気を流すと、その回路では100ワットの電力が消費されているということになります。
ワットやワットアワーは、しばしば速度・時間・距離の関係に例えて説明されます。
電力の大きさを表すワットが速度に相当するものであるとすれば、ワットアワーは距離に相当するものとなります。 したがって、ワットは電力の大きさを表す瞬時値であり、ワットアワーは電力の流れた量を表す積算値であると言えるでしょう。
一般的な電気製品の多くには消費電力が表示されていますが、 消費電力を電源電圧で除算することで、製品に流れる電流の大きさを求めることができます。 消費電力120Wのテレビを100V電源で使用した場合は、1.2アンペアの電流が流れているということになります。