10分でわかる!「HEMS」講座

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太陽光発電に関するPVN24独自のニュースを特集記事として配信!

いま、「HEMS」という言葉が話題です。

近年、メディアで取り上げられる機会も多くなり、様々な企業・団体の注目を集めています。HEMS導入を太陽光発電システム設置補助金の交付条件としている自治体も増えており、今後この流れは拡大していくことが予想されます。

しかし、いざ「HEMS」と検索をかけてみてもよくわからない横文字や単語ばかりが出てきて、その実態までしっかり把握している方は少ないのではないでしょうか。

このページでは、これから普及していくであろう「HEMS」について、
断片的な説明に留めずに順序立ててわかりやすく解説していきます。

HEMSとは

HEMSとは、「Home Energy Management System」の頭文字を取った言葉でで、直訳すると「家庭内エネルギー管理システム」となります。

“家庭内エネルギー”というと、何か大げさなことをイメージしてしまいそうですが、具体的には以下のことを指します。

  • 電気 ┐
  • ガス ├  家庭内エネルギー (Home Energy)
  • 水道 ┘

“管理システム”というと、これまた大げさなイメージを受けますが、

  • エネルギー利用状況の見える化
  • 電化製品等のコントロール (制御)

主にこの二つを実行し、コントロール(管理)する仕組みのことを指します。

見える化とはその名の通り、エネルギーの利用状況をPCやタブレット、
スマートフォンなどの端末で表示できるようにすることです。NTTスマイルエナジーの「エコめがね」、大阪ガスの「エネルック」などを想像していただくと、わかりやすいでしょう。

要約すると、「HEMS」とは、エネルギー利用状況を確認し、コントロール出来る仕組みのことと言えるでしょう。

HEMSのメリット

「HEMSによってエネルギー利用状況を確認、コントロールが出来るようになる」と、いったいどのようなメリットを得られるのでしょうか?

本来「HEMS」は仕組み(システム)の名称であり、製品の名前ではありません。電機メーカーなどが言う(世間一般に言う)「HEMS」とは、「HEMS」というシステムが入っている機械(ハードウェア)のことをさします。下記で使用される「HEMS」は、後者の意味合いになります。

1.)ファームアップを行えるため、最新の「見える化サービス」を常に利用できる。

「HEMS」は内部にOSを搭載しているため、ファームウェア(*1)が更新された際には、ネット回線を通じアップデートができ、機器の状態を最新に保つことが可能になります。
(*1)ファームウェア・・・ハードウェアを制御するためのソフトウェア

2.)電化製品を自動制御できるため、効率的にエネルギーを使える。

HEMSに対応した電化製品を使用している場合、それらの機器を自動で制御することが出来ます。

例えば、エアコンの場合は「電源をオンにして、1時間たったら省エネモードにする」、IHクッキングヒーターの場合は「家庭内で使える電力量を自動で判断し、火力を調節する」、太陽光発電+エコキュートの場合は「太陽光発電の余剰電力を使ってエコキュートを自動沸き直しさせる」といった設定が可能になり、効率的にエネルギーを利用することが出来ます。
(もちろん製品によって異なるので、今後の発展に期待しましょう。)

3.)省エネや節電へのモチベーションアップに繋がる。

現在使っているエネルギー量を把握できるほか、過去のデータとの比較などもできるため、自ら積極的に節電や節水などといった省エネ活動に取り組まれる方も多いとの事です。

大まかにですが、以上のようなメリットを得られます。