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2012年10月18日
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メガソーラー 東武が参入発表

 東武鉄道は17日、来年夏に東武佐野線葛生駅(佐野市葛生東1)の鉄道貨物ヤード跡地を利用してメガソーラー事業を始めると発表した。環境保全と社有地の有効活用などが目的。同社がメガソーラー事業に参入するのは初。

 跡地は同駅南側に広がる約1万4000平方メートルの敷地。86年に貨物の取り扱いを終えてからはほとんど利用されていない。メガソーラーでは最大出力約1メガワット、発電電力量は年間で約110万キロワット時。一般家庭の約300世帯分に相当するという。東京電力に42円で売電する予定。

 東武鉄道の子会社の東武エネルギーマネジメントに跡地を賃貸し、メガソーラーの設置や運営は同マネジメントが行う。来春ごろからパネルの設置を始め、夏ごろには発電を始める予定という。東武鉄道は「周りに光を遮るものがなく、南側に開けている更地で太陽光発電10+件には好条件。規模にかかわらず今後も適した土地があれば事業展開したい」と話した。

(記事:毎日新聞)

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