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2012年10月22日
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メガソーラー:平生に ユアサ商事、発電事業参入へ 

 ユアサ商事(東京都)は18日、グループ会社のユアサクオビスとともに、平生町に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設し、発電事業に参入すると発表した。出力約1・2メガワットで、一般家庭約400世帯の年間使用量にあたる約143万キロワット時の発電を目指す。発電した電気は中国電力に売電する。11月中に着工し、来年4月からの運転開始を目指す。

 同社が同町曽根に所有する遊休地約1万8000平方メートルに、太陽光パネル(縦約60〜80センチ、横約120〜160センチ)5500枚を設置する。総事業費は約4億円。事業期間は20年間。

 同社は、地域ぐるみで再生可能エネルギーの創生に取り組み、国内外3社の太陽電池を使い、運転データの分析を行う。また、展望デッキや発電量がわかるモニターを設置し、「太陽光発電のショーケースとして公開したい」と説明している。

 同グループでは、05年に太陽光発電システムの販売を始め、11年度には住宅用ソーラーを中心に約20メガワットの販売実績がある。

 25日に平生町役場で進出協定の調印式がある。

 県東部でのメガソーラーは、大林組の子会社の大林クリーンエナジー(東京都)が岩国市で、JX日鉱日石エネルギー(同)が下松市で計画している。

(記事:毎日新聞)

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