
太陽光発電公募/京セラなど選ぶ
野洲市は、同市吉川の市有地約2・4ヘクタールに大規模太陽光発電所(メガソーラー)を設置する事業者を公募し、京セラ(京都市)を代表とする企業の連合体を選定したと発表した。
市有地は、旧中主町が25年以上前に公共施設の建設のため土地を取得したが、その後、利用されないままだった。
市は9月、メガソーラー用地として事業者を公募したところ、2事業者から応募があり、選定委員会で検討した結果、「メガソーラー事業の実績が豊富で事業の継続性が高い」として京セラなどの連合体が選ばれたという。
事業期間は来年10月から20年間で、計画出力は1・8メガワット。一般家庭約500世帯の年間電力消費量をまかなえるという。
市によると、市有地をメガソーラー用地として貸し出すことで、草刈りなどの管理費が年間約150万円削減できるうえ、年間約300万円の賃借料と固定資産税の収入が見込めるという。
(記事:朝日新聞)