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2012年11月10日
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JX日鉱日石エネルギー:子会社希望退職問題 雇用対策の協議会設置

 JX日鉱日石エネルギーの子会社・スペースエナジーが佐久市の長野事業所撤退に伴い、全従業員201人の希望退職を募る問題で、佐久市や県佐久地方事務所など14団体は8日、佐久公共職業安定所雇用対策推進協議会を設置した。各機関が情報を共有し、今後の再就職につながる支援策などを協議した。

 事務局の佐久公共職業安定所の荒井保敬所長は「200人規模の離職は地域経済、雇用にとって大きな影響。各団体のネットワークを生かし連携を強化して、積極的に再就職を支援していきたい」とあいさつ。ス社からの再就職支援計画の提出などを待ち、各団体で具体的な支援策を検討することになった。
 同事業所は08年10月、佐久リサーチパーク内に新設。製造する太陽光発電用シリコンウエハーは125ミリ角換算で月700万枚の生産能力を持つが、中国メーカーの設備増強などで大幅な供給過剰状態が続き、業績が悪化した。12月で生産を終了し、来年1月末で従業員は退職する。

(記事:毎日新聞)

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