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2012年12月30日
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太陽光発電でケヤキ電飾 岡山・西大寺南小

 岡山市東区金岡西町の西大寺南小学校で20日夕、児童に自然エネルギーに関心を持ってもらおうと、電力を太陽光発電で賄うイルミネーションがお目見えした。神戸ルミナリエにちなみ「南小ミナミリエ」と名付け、年末にかけて住民も見学できるようにする。

 校舎南側にある同小でシンボルのケヤキ(高さ約10メートル)に、青色の発光ダイオード(LED)電球約400個のついた電線(長さ40メートル)を巻きつけ、薄型の太陽光発電パネル(幅35センチ、長さ80センチ、発電能力20ワット)につないでいる。電気は日中発電し、付属のバッテリーに蓄える。

 20日午後5時からの初点灯には、児童ら約10人が駆けつけ、明かりを見守った。

 発電装置は災害時用で、岸誠一校長が教材への活用を発案。19日は4年生の理科の授業で、岸校長が太陽光発電の仕組みや地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出削減につながることを説明した。

 点灯は25〜27日の午後5時〜6時と、歳末夜警のある30日の午後5時〜8時。雨天中止。

(記事:山陽新聞)

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