
水戸ニュータウンに太陽光発電所
2年前に経営破綻(は・たん)した県住宅供給公社が手がけた水戸市と城里町にまたがる「水戸ニュータウン」の未分譲地に、北関東最大級とされる大規模太陽光発電所(メガソーラー)が建設されることが、5日の市議会に市から報告された。
市議会委員会で報告された概略や、県住宅供給公社対策室などによると、事業主体は再生可能エネルギーのコンサルタント会社「くにうみアセットマネジメント」(本社・東京)。国の補助金も活用する。
計画では、同社はニュータウン(約135ヘクタール)の約112ヘクタールの未分譲地のうち、事業用地として7割にあたる約89ヘクタール(城里町分約7ヘクタール)を購入。約50ヘクタールの土地に最大出力が毎時30メガワット(一般家庭で約9千世帯分に相当)の太陽光発電所を2014年春に稼働させ、東京電力にすべて売電する。すでに事業用地の売買契約を結んだ。年末までに所有権移転を終え、13年3月に着工する予定という。
(記事:朝日新聞)