ベタ基礎

types of foundation

【よみ】べたぎそ

編集日:2014年3月4日

ベタ基礎 ベタ基礎とは、建築物や設備の直下全面を板状の鉄筋コンクリートにした基礎のこと。

太陽光発電事業は、固定価格買取制度の期間中(10年~20年)、安定したパフォーマンスを維持することが重要となります。

そのような観点から、パネルを支える架台や基礎は事業の土台でもあると言っても過言ではなく、 今後のランニングコストを大きく左右する重要な要素と言えるでしょう。

例として、傾斜角度20度の太陽光アレイが風速34m/secの強風に耐えるためには、アレイ面積1㎡あたり115kgもの重量が必要となります。 アレイの直下全面にコンクリートを打設するベタ基礎では、この風圧荷重を十分に耐えられると言えるでしょう。

ただし、ベタ基礎はコストが高額になるため、あまり一般的に用いられていません。 太陽光発電事業を検討する際にはコスト面での優位性が重要となるので、 ほとんどの事業者が布基礎か置き石基礎を選択するのが実際のところです。

近年の異常気象の深刻化などを考慮すると、今後どのような災害が起こるか予測出来ません。 基礎・架台にコストをかけることは、長期間にわたり安定した発電事業を行うためにも重要な手立てと言えます。


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